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教育資金の貯め方・貯金について~積み立てはいつ頃から行うべき?~

教育資金の貯め方・貯金について

教育資金の貯め方を考えた場合、子供が1歳のときに教育資金の貯蓄・貯金 を始めると考えますと、ざっと15~17年ぐらいが教育資金を貯められる期間ということになります。

子供が2人いて、その教育資金に余裕をもって臨むとすれば、1000万×2人=2000万円, 海外留学も考慮に入れるのであれば、一人あたり1500万と考えて3000万円程度あれば、 まず大丈夫でしょう。

それでは、教育資金を2000万円貯める!と考えた場合、貯金だけつまり銀行に預け 続けるケースでは、単純に15年×130万円で、利子なども含めますと約2000万ぐらい が貯まります。

一年間で130万円ですから単純に1ヶ月あたり11万円程度の貯金ということになります。 世帯年収が1000万円以下の世帯であれば、決して無理な数字ではないかもしれませんが、 住宅ローンや老後の貯蓄、その他の費用を考えますと、楽な数字ではないかもしれません。

ただ、教育資金は基本的に子供が大きくなるまでは手をつけないという資金だと考え、 ある程度のリスクをとって資産運用を行えば、15年で2000万円はそれほど高い目標ではありません。

下は当サイトの教育資金と資産運用のページでの目標値です。

○目標とする期待収益

元本 200万円

目標金額 2000万円

運用期間 15年

期待利回り 7%

積み立て額 年間60万円/毎月5万円

期待利回りの7%というのを高いと見るか低いとみるかはそれぞれの判断ですが、 それほど大きなリスクを抱えなくても、それなりのバランスがとれた資産運用を 行えば達成可能な数字ではないかと思います。

※配当金や、売却益に対する税金などは計算に入れていません。

○まとめ

必要な教育資金を2000万円とした場合、どうしてもリスクをとるのが嫌だというので あれば、銀行などで貯金をするか、個人向け国債などを利用した方がいいでしょう。 その場合、年間130万円程度の貯金を15年間続ける必要があります。

また、もしあなたがわずかなリスクを背負う意思があれば、年間60~70万円程度の投資 で目標を達成できる可能性があります。

教育資金・教育費の積み立てはいつ頃から行うべき?

子供の教育にかかる費用は子供が大きくなるにつれて大きくなっていきます。 そうした事実を考えますと、教育資金・教育費の積み立てはできるだけ早く から行っていくほうが断然、有利です。

ただし、住宅ローンを抱えていたりなど家計に大きな負債を抱えている場合は 慎重に考える必要があります。

住宅ローンと教育費を同列に扱うのは少々乱暴であると思いますが、家計とし て考えた場合、住宅ローンは明らかに負債です。そして、教育費は、かければ かけただけそれに対して結果が伴うとは必ずしも言い切れません。

つまり、子供が小さいうちにまとまった資金が用意できた場合は、住宅ローン を返済するか、あるいは子供の教育費に積み立てるかであれば、住宅ローンの 繰り上げ返済を行った方が目に見えて効果が期待できます。

さらに詳しく説明しますと、子供が私立の高校や大学に通うときが教育費の ピークを迎えます。そして、先ほどの例で言えば、子供が小さいときに教育資 金として積み立てるのではなく、住宅ローンを繰り上げ返済することで、返済 期間を短縮することができ、子供が大学へ進学する頃には、住宅ローンの支払 いがほとんどなく、ある程度の余裕をもって子供の教育費・教育資金を出すこ とが可能になるかもしれません。

しかし、逆に子供が小さいとき、しかも本人がそれを望んでいるかどうかは分か らない段階で、まとまった教育費用・教育資金を積み立てに回すというのは、 どのような効果が期待できるかどうかは別として「可能であったはずの負債・ 利払いの減少」や「返済期間の短縮」を逃すことに他なりません。

ということは、子供が小さいうちは学費を抑えることができるので、実現可能な 「負債の減少」「返済期間の短縮」を行った方が賢明であると判断できるのでは ないでしょうか。

また、教育資金や教育費用について言えば、奨学金のほか教育ローンなども低金利 で行っている金融機関も少なくありません。ですから、先に住宅ローンの支払いを 済ませ子供が大きくなったときにお金が足りなくなれば、奨学金や教育ローンを考 えても遅くはないでしょう。

なお、住宅ローンがない場合など大きな負債がない場合は、子供が小さい頃から 個人向け国債などのリスクの低い金融商品で運用するのもいいでしょうし、あるいは 腕に自信があれば、株式などのリスク資産での運用を考えてもいいでしょう。

こちらは早ければ早いほど大きな果実を手にすることができるでしょう。

著者:モネ美

東京を拠点にフリーで働く保育士で2児の母。ウェブメディアを中心にライターやディレクターとして働きながら、独自の視点で「教育」についての執筆活動も行っています。