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教育資金と老後資金~資金の運用・貯蓄とインフレについて~

教育資金と老後資金について

間もなくリタイアを迎える世代の方とは別に、現在20~40代の世代に とっては、国の社会保障制度である年金などは将来どれくらいの給付 が得られるか分かりません…。人口動態を考えますと、現在の給付水 準を維持するのは決して簡単ではないでしょう…。つまり、老後資金 の準備には以前にも増して、「自助努力」が求められるようになって きています。

ジャーナリスト、評論家によっては、「20~30年後には、貯蓄もない、 年金給付も受けられない世帯が相当数、出てくるのではないか…」と 予想される方もいます。

つまるところ、現役世代にとっては、これまでの世代に比べ、教育資金 プラス老後資金も蓄える必要があるということです。そして、住宅ロー ンがあれば、それらも考慮に入れなければなりません。

ひと昔前の世代に比べれば、確かに現役世代の方が将来への資金需要は 多いと思いますが、悲観ばかりでは始まりません。

そこで、教育資金と老後資金の準備、住宅ローンの支払いについてざっ くりと管理人が考える将来の家計戦略を簡単に説明したいと思います。

まず、教育資金と老後資金についてですが、よほど資金に余裕がある方を 除けば、資産運用を真摯に考える必要があるでしょう。ただし、真摯とい いましても、プロになるというのではなく、自分なりのリスクを考え、そ れに応じて投資を行えばよいだけです。

手数料の高い金融商品や、短期的に大もうけなどの美味い話には決して 乗らないようにして、自分が納得できる、つまりリスクをとることがで きる商品を選びましょう。

現代はインターネットの普及もあり、投資そのものに対する手数料は大幅に 減りましたし、また海外の様々な国へ投資することも可能になりました。 さらに小額でも投資が可能になっていますので、大きな資金がなくてもこつ こつと時間をかけて投資をすることもできるようになりました。

良書をもとに少しでも早く始めればきっと大きな果実を手にすることができ るでしょう。

住宅ローンの支払いがある方については、将来の家計の状況を考えますと、 とにかく早い時期から繰り上げ返済を行うことをオススメします。支払い 総額を少しでも減らして、将来の支出増に備えましょう。

教育資金や老後資金の準備はもちろん重要な資金需要ですが、言わば将来 の支出です。特に教育費については、高校~大学の高等教育に最も資金を 必要としますが、奨学金制度や低金利の教育ローンなども用意されています。 ですから、住宅ローンの金利負担分や元金を優先的に減らすことが賢明であ ると考えられます。

多くの現役世代にとっては教育資金に加え、老後資金も考慮して資産運用を 行っていかなければなりませんが、投資環境は以前よりかなりよくなってい ますので、そうした環境をもとに将来的な経済的な余裕を実現しましょう。

教育資金の運用・貯蓄とインフレについて

日本はバブル経済崩壊以後、15年余りは経済は後退を続け、デフレが 進行し続けました。ところが、教育産業についてはそれほどデフレは 進行せず、むしろ一人あたりの教育費は上昇しているという統計結果 すら出ています。

そうした背景には少子化、公立学校に対する不安、私立学校への偏向の ほか様々な原因が考えられます。また高齢化により、祖父母からの資金 援助も珍しくないのかもしれません…。

いずれにせよ、教育費についてはそれほどデフレの影響はなく、むしろ 上昇傾向にあると考えた方がいいかもしれません。

さて、ここでは教育資金の運用~貯蓄とインフレについて~説明したいと 思います。

教育資金が必要になるのは子供が高校~大学のときというのはご存知だと 思いますが、その運用は貯蓄では問題があるでしょうか?

教育資金はその用途から考えてあまり高いリスクをとることはできないと いう方が多いと思いますが、では現金で銀行に預けておくだけというのは どうでしょうか?

銀行に預けておきますと、元本保証はされますが、残念ながら1%の利回り すら期待できません。しかし、銀行はあなたから預かった資金を企業に貸 し付けたり、あるいは投資を行い、どんなに少なくとも5%以上の利回りを 得ています。

また、物価などが上昇したり、子供の学費が上昇したり、住宅ローンの支払 額が上昇したりなど、インフレが起きますとあなたが溜め込んできた現金は その「インフレの分」だけ現金の価値が少なくなります。

ちなみにインフレはある日、突然やってくるというこもありますが、ほとん どの場合、ゆっくりとまるで弱火か中火で煮込むかのようにじわじわと影響 力を増してきます。

以上の2点

○銀行はあなたの教育資金の元金は保証するが、簡単な運用知識で得られる はずの利回りをあなたから奪う。

○現金はインフレに対しては、ほぼ無力である。

は教育資金の貯蓄をし運用するにあたって、検討の余地があると思います。

教育資金は確かに、その用途から考えまして、あまりリスクを背負える資金 ではないのは事実です。しかしながら、子供が小さいときから蓄える教育資 金は将来のための資金であり、子供が大きくなるまで基本的に使う予定のな いお金です。

そう考えますと、長期的には上で挙げた2点のように逆に「投資をしないリスク」 も目立ってきます。

教育資金の貯蓄・運用には、様々なリスクを勘案して臨みたいですね。

著者:モネ美

東京を拠点にフリーで働く保育士で2児の母。ウェブメディアを中心にライターやディレクターとして働きながら、独自の視点で「教育」についての執筆活動も行っています。